| 恋とは巨大な矛盾であります。それなくしては生きられず、しかもそれによって傷つく。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 愛情がこもっていて無口な人こそ、人生の伴侶としてふさわしい。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 結婚生活を末永く導いてゆくものは、普通の意味での恋愛でもなく、また情痴の世界でもなく、それらを経た後に来る慈悲―人間のあるがままの姿への愛情であろう。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 女性が弱いというのは嘘である。世の中に何が強いと言って、無神経な事ほど強いことはない。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 恋の味を痛烈に味わいたいならば、それは片思いか失恋する以外にないだろう。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 人間の心は目や表情にも表れるが、後ろ姿にはっきり表れることを忘れてはならぬ。人は後ろ姿について全く無意識だ。そして何気なくそこに全自己を表すものだ。後ろ姿は悲しいものである。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 自殺とは人間的能力への窮地の確信なのです。ある意味で野心であり、虚栄ですらあるかもしれません。決して自己放棄ではありません。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| せっかく本を読んでも忘れてしまうといって悲観している人がいる。読書を貯金と思っているらしい。忘れようと努力しても忘れられない一句があったら、それがあなたの血肉となる。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 当たるか、当たらないかという心理から、ブームという一つの形式を生み出した。流行病はいつの時代にもあったが、極端なブーム形式となったのは最近である。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 人間のもっとも悲惨な状態……それは侮辱されることに慣れてゆくことである。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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| 絶望は人生に必ずつきまとうものだ。絶望しないよう人間はある意味で頼りない人だといえる。なぜなら小さな自己に満足し、なんらの努力も考え事もしない人に、絶望は起こりえないからだ。 | ||
| 亀井勝一郎 | ||
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